2024年4月更新
【概要】 一般社団法人公共建築協会は、平成6年3月に「建築材料・設備機材等品質性能評価事業」を発足させ、建築材料・設備機材等(以下「材料等」という。)の評価を行ってまいりました。このほど令和元年度の評価が終了いたしましたので、その評価結果を追加し、令和2年版として評価名簿を取りまとめました。 この事業は、営繕工事で使用されている「公共建築工事標準仕様書(建築工事編)、(電気設備工事編)、(機械設備工事編)」(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修、一般社団法人公共建築協会編集・発行)および「公共建築改修工事標準仕様書(建築工事編)、(電気設備工事編)、(機械設備工事編)」(国土交通省大臣官房官庁営繕部監修、一般財団法人建築保全センター編集・発行)に品質・性能などが規定されている材料等並びに当協会が重要と認め、指定する材料等に係る評価を行うものです。また、最近では、高齢者に対する配慮と環境・省資源などグリーン購入法の特定調達対応品目の評価も行っています。 なお、材料等の評価件数の増加に伴い、平成9年から建築材料等と設備機材等を分冊として編集いたしました。従って本書は、平成9年版の「評価名簿」から「建築材料等評価名簿」及び「設備機材等評価名簿」に名称変更し発行しています。 この評価名簿が、官庁営繕工事はもとより公共団体における公共建築工事等の発注において、積極的な活用を図られるようお願い申し上げます。